うわさ:PSP2はPowerVR SGX543クアッドコアの「Hydra」チップ採用

PSP 2 is ready and UMD-less, claims Earthworm Jim developer

PSP goの発表も終わり、何事もなかったかのように続く「PSP2」の話題。リンク先 eurogamer.esがインサイダーから得たと称する情報によると、次世代機 PSP2 (仮) は Imagination Technologies PowerVR SGX543MP ファミリの4グラフィックスコアを備えたチップ 「Hydra」を採用、前世代の据え置き機並みの画像処理能力を備えるとのこと。

いきなり具体的な型番とグラフィックコア数がでてきましたが、PSP2がSoCベースになる(だろう)、グラフィックはPowerVR SGX系(なんじゃないかな)という予測は昨年から囁かれていたもの。当時は「新PSP」が現行モデルにマイナーチェンジを加えたバリエーション「PSP-4000」(つまりPSP go)、または新規アーキテクチャの次世代機「PSP2 (仮)」の両方を指すあいまいな用語として使われていたためあらぬ混乱を招いていましたが、PowerVRが採用されるらしい、という話はもともとイマジネーション自身の発表を手がかりにしています。

イマジネーションの発表は 「近日リリースされるイマジネーションの POWERVR SGX グラフィックス プロセッサ ファミリーの新高性能製品」について「国際的な家電大手」とライセンス契約を結んだことにより、「POWERVR テクノロジーが大量生産の家電分野におけるリーチが拡大」するというもの。これをもとに、iPhone次世代機だったらアップルを「家電大手」とは呼ぶま い、きっとソニーで新PSPに使われるのだろう、いやいや実は詳しい筋がそう教えてくれた、などと話題になりました。これが昨年11月。

今 回のうわさはそのPowerVR系らしいという説を踏襲して、今年 3月16日に発表された新 PowerVRファミリ SGX543MPこそそれである、という情報です。POWERVR SGX543MPはSGXファミリとして初めてマルチコアに対応した製品。ひとつの「グラフィックチップ」やGPUの名称ではなく、たとえばARM (CPU)コアや各種コントローラなどと組みあわされてSoC(システム・オン・チップ)を構成します。

細かい点のはっきりしない eurogamer情報では、どうやらグラフィック部分に4コアのSGX543MP4を採用したPSP2の心臓部を「Hydra」と呼んでいるようです。SGX543MPは最大16コアまで対応する製品。 IMGのプレスリリースから書き写せば、SGX543MP4の200MHz動作時の描画性能は1億3300万ポリゴン/秒、フィルレートは4Gピクセル /秒以上。主な利点として挙げられているのはコア数を増やしてもオーバーヘッドがなくリニアに性能があがること、コア数を意識せず標準APIで開発できる こと、電力あたりパフォーマンスが高いこと、グラフィック描画だけでないGPGPUとしても拡張できることなど。

ただしIMGのいう「国 際的な家電大手」がソニーだったとして、またSGX543MPの採用が事実だったとしても、4コアが使われるのかクロックはいくつか、グラフィックコア以外の仕様はどうなるのかetcなど推測するしかない要素は多く、これでPSP2に具体的になにができる・できないといった話はまだ時期尚早。Hydra (仮)になるのか、はたまたPS3をも凌ぐ次世代 Cellを採用してCellブラビアやCellウォークマンやCell Rollyとソニーユナイテッドになるのか想像する楽しみはもう少し続きそうです。とりあえずは現行PS3から消えてしまったPS2互換さえあれば、絶頂期の膨大な資産をPSNで活かして帝国の逆襲に持ち込めるんじゃないでしょうか。

[Via GamesIndustry.biz]

タグ: imagination technologies, ImaginationTechnologies, psp, psp2, rumor

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