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マイクロソフト、「2010年にNatal搭載の新Xbox投入」説を否定
「マイクロソフトは2010年秋、現行 Xbox 360よりハードウェア性能が向上した新 Xbox を投入する」という1UP発のうわさについて、マイクロソフト幹部があっさりと否定のコメントを出しました。1UPが主張していたのは、カメラベースのモーション認識システム Project Natalは現行 Xbox 360のアドオンとして発表されたが、2010年秋にはNatal標準搭載の新Xboxが発売される・新ハードは単にNatalつきというだけではなく、ゲームキューブからWiiのような漸進的進化を遂げており、現行Xbox 360でも動くが新Xboxならもっと画質等が向上する両対応ソフトも開発できる、というもの。
対して、マイクロソフトのXbox 360プロダクトマネージャ Aaron Greenberg氏がEurogamerの照会に答えたコメントは「(Project Natal 発表の) 素晴らしい点のひとつは、次世代の体験を現世代で可能にすること。NatalがXbox 360で動くことは保証する。新しいゲーム機を買う必要はない」。またNatalに詳しい別のMS幹部のコメントは「インターネットのたわ言を信じるな。Natalについては間違ったやり方はしない」。いずれも将来何らかの時点で次世代プラットフォームが登場する可能性までは否定していないものの、Natalと同時に現行とは別の新Xbox (Xbox 480くらい?) 発売という説については問題にもしない態度です。
ソニー幹部が繰り返す「(PS2がそうだったから) PS3も10年戦える」「ライバルはもう先が短い」発言、対抗するマイクロソフトの「現行世代はかつてのサイクルより長くなるだろう」説、さらにはハードウェア性能の直線的な向上から降りた任天堂 岩田社長の人心攪乱発言「Wiiはあと3年、5年、8年現役かも」が物語るように、従来のプラットフォーム交代サイクルが現世代では通用しない(と、各社とも思わせたがっている)のは事実。ですが、せっかく収穫期に入る360プラットフォームを Natal と同時に、しかも微妙に分断する戦略はいまひとつ意義が見えこないもたしかです。
またNatalはモーション認識の演算をアクセサリ側のプロセッサで負担すると考えられているため、Natal分のオーバーヘッドを吸収するための本体強化という説もあまり意味がない上に、結局は現行360 / 現行+ Natal / 新型+Natalというややこしい階層を作ることになってしまいます。一方、マイクロソフト幹部の発言より踏み込んで「1UP説は誤り」と宣言しているのは teamxbox。こちらの主張は「われわれはすでに次世代 Xbox の正しい情報を得ており、1UP説が間違っていることを知っている」。なんとも自信に溢れた発言ですが、ではその次世代機がどうなるのか、については今のところほとんど語られていません。
Read - Eurogamer
Read - teamxboxの次世代Xbox 360説 (中身なし)
動画:Xbox 360「Project Natal」発表、コントローラなしでモーション認識
マイクロソフトのE3発表は異様に充実したゲストのThe Beatles: Rock Bandやら大量の隠し球ゲーム、さらにFacebookやTwitter, Last.fm統合、動画配信の進化など盛りだくさんの内容でしたが、最大の目玉はやはりこれ。長らくうわさされてきたXbox 360のモーションコントローラ、あるいは「センサーバー」がついに披露されました。名称はコードネームの「Project Natal」。
奥行き認識ができるカメラ(Zcam)とマイクを組み合わせたセンサーで何も持たずにモーション操作を実現する仕組み、までは事前情報のとおり。しかし実際に公開されたデモ動画の説得力は必見です。利点を並べればコントローラを持った腕の先だけではなく体全体の動きがリアルタイムに認識できること、拳を開いているか閉じているかまで分かる精度、また通常のカメラとしても機能するため顔認識やビデオチャットも可能。マイクで音声認識も可能です。やや詳しい写真はリンク先、ZCamについてはEngadgetの事前記事を参照。メーカーによれば、カメラのZCamそのものは「100ドル以下で容易に製品化可能」と安価なことも特徴です。




















